猫まんが

#8 猫をシャンプーする 〜外にいた猫といっしょに暮らすための、あれや、これ。(その2)

猫をシャンプーするイラスト

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いっしょに暮らすために必要な事

猫まんが#8_1
猫まんが#8_2
#9へ続く





ノミを駆除しなきゃ始まらない!



動物病院での診察結果、
外を出歩いている猫の宿命、「ノミ持ち」の診断が下りました。

ノミは生き物の体に寄生し血を吸うことで生きています。

吸血による被害は、
激しいかゆみ、貧血、寄生虫の感染など、様々です。

その吸血の対象となるのは、猫だけはなく、私たち人も当てはまります。


同じ屋根の下で暮らす仲間となる以上、
ノミの駆除は必要不可欠といえるでしょう。


ノミのイラスト
ノミは自分の体の100倍くらいジャンプできるそうな。


ペット用ノミ駆除剤



病院で処方されたノミ駆除剤は、
猫の首の後ろに薬液を数滴垂らすだけという、実にシンプルな薬でした。


”ノミは櫛やシャンプーを使ってもなかなか駆除できない” 


という強いイメージを持っていたわたしは、


「えっ?!先生!もっと強力なやつでないと駆除できないんじゃないの?」


と、失礼ながら心の中で先生につっこんでいました。


処方されたその日は、正直なところ、その薬を信じていませんでした。


そのため、
ノミの駆除と身体の汚れを落とすために、

一刻も早くシャンプーをしなければと考えていたのでした。



猫にシャンプーって必要?

お風呂が好きな猫のイラスト
願望を絵にしました。



猫は自分で自分の身体を上手にグルーミングし、清潔な状態を保つことができます。

そのため、
基本的に猫にシャンプーは不要と言えるのですが、

わたしのように猫アレルギーの方は、
猫をシャンプーし、アレルギーの原因物質を洗い流すことで
アレルギー症状を緩和させることができます。

(長くは持ちませんが‥)

また、以外にも水に濡れるのが平気、という子もいたりしますので、

シャンプーすることで、愛猫の新しい一面を見ることができるかも?しれませんね。





シャンプー前の準備



ここからは、
普段、わたしが猫をシャンプーするときに行っている段取りも踏まえて、
その手順をご紹介していきます。

自分なりのポイントも入れてみましたので、
猫をシャンプーすることに二の足を踏んでいらっしゃる方も、
ご参考にしていただければと思います。


そもそも、
砂漠生まれの猫は、身体が水に濡れる事を嫌がります。

水に濡れる習慣がなく、
身体の体温を奪われる行為を避けるための本能がそうさせるのかもしれません。

したがって、準備をしっかりと行い、

少しでも猫が不快に感じる時間を短くする

ことが第一のポイントといえるでしょう。



爪を切る

猫のネイリスト
シャンプー同様、爪切りも一筋縄ではいきません‥。



水に濡れる事を極端に嫌がる子は、
少しでも水を避けるために、飼い主さんの身体をよじ登って逃げようとすることがあります。

飼い主さんの身体を傷つけないためにも、しっかりと爪を切ってあげましょう。


わたしはこの時、猫の爪切りも初めてで「切り」が甘く、

わたしを伝って上に逃げようとする猫の爪で、
上半身だけでなく、デニム越しの太ももまで怪我をしてしましました。

みなさまも十分にお気をつけください!




種類もいろいろあります。どうしても切らせてくれない子は、動物病院などで切っていただきましょう!




ブラッシングをする



汚れを浮かび上がらせて、しっかりと汚れを落とすことができます。

人もシャンプー前にブラッシングを、と言いますね、同じ原理です。

ある程度抜け毛を取り除いておくことで、排水口のつまりを防ぐ事もできます。




換毛期の必需品です。



排水口にごみ取りネットを装着する



わたしの場合、浴室の床でシャンプーをしているので、

排水口が猫の毛で詰まらないようにするために、
あらかじめごみ取りネットをつけています。

換毛期のシャンプーでは

ごそっと

毛が抜けるのであらかじめ装着しておくことをおすすめします。




ストッキングタイプ、網タイプ、お好きなもので構いません。


脱衣所にタオルを敷いておく

タオルを置く位置のイラスト


お尻やお腹など、乾きにくい箇所が乾きやすくなります。



シャワーから一刻も早く逃れたい猫は、
浴室のドアを開けたとたん外に飛び出します。

そのまま室内を移動されると‥‥

想像するだに恐ろしいですが、
ある程度の水気は脱衣所で取り除いてあげましょう。




ペット用のタオルもたくさんありますが、わたしは毛羽立ってきたバスタオルを使っています。



シャワーの温度を37度くらいに設定する



猫ちゃんの体温、季節、その日の気温にもよって温度は異なりますが、
基本的には、わたしたちが普段使う時の温度設定より少し低めの、

人肌〜ちょっと暖かい

くらいであれば問題ないと思います。

猫を浴室に入れる前に

お湯を流しご自身の手で温度を確認し、

適温のお湯がすぐに出てくるようにスタンバイしておきましょう。



猫をシャンプーする手順

猫のシャンプーにチャレンジ
もちろん今でもひっくり返して遊んでます。



猫の性格も様々で、
水に濡れるのがそこまで嫌ではない子、
濡れただけで恐怖で粗相をしてしまう子など、

個々それぞれに反応は異なります。

飼い主さんは、
その子の様子を見守りながら、

手を進める、途中でやめる、

などの判断をしてあげてください。

(シャンプー液を使ってしまったら後戻りはできないので、最後までノンストップで突き進みましょう!)



全身を濡らす

濡れて痩せた猫のイラスト
特に後ろ足が、鶏ガラ並にほっそりとします。



いきなりシャンプー液を使うのではなく、
お湯を全身にかけてあげます。

その時、シャンプーヘッドを猫の身体に密接させると、

シャワーの音も立たず、猫の恐怖も軽減されます。



シャンプー液をつけて洗う

猫をシャンプーするイラスト
シャンプーの最中でも、顔まわりを撫でてもらうのは気持ちいいらしい。



シャンプー液は必ず泡立ててから使用しましょう。

全身をくまなく洗うのが理想ですが、なかなかその通りにはなりません。

飼い主とはいえ、猫によっては触って欲しくない場所もあります。

明らかに汚れている場所など、徹底して洗いたい場所を限定して攻めるのも良いでしょう。


シャンプーの種類について



「猫専用」シャンプー



ほんとうに毛並みがふんわりツヤツヤになります。
いい匂いもします。

しかし、しっとりとした洗いあがりのためか、
若干乾きが遅いと感じました。

感覚でいうと、
お昼にシャンプー&タオルドライ&軽くドライヤーした場合、

場所によっては夜まで若干湿り気が残っている、という感じでした。




「犬猫兼用」シャンプー



さっぱりとした洗い心地のため、
乾く時間も短い印象です。

こちらは、
お昼にシャンプー&タオルドライ、
ドライヤーはかけずそのまま猫自身の毛づくろいにゆだねると、

夕方にはあらかた乾いている、という状態になります。





しっかりすすぐ

外に出してほしい猫のイラスト



シャンプーのあと、猫は必ず自分で全身を舐めます。


必ず、舐めます。


なので、くれぐれもシャンプーの落とし忘れにはお気をつけください。

そして、最後に水気を絞っておくと
(毛の流れに沿って手でなでつけるように水気を絞る)

次のタオルドライの時短につながります。



洗い忘れやすい場所

  • 前足の付け根(脇)
  • 後ろ足の付け根(股)
  • 首の前〜顎


タオルで水気を拭く



経験上、脱衣所のドアの前で
「早く出して!」と鳴くパターンが多いので、

タオルはあらかじめドアの前を重点的に置いておきます。

水は、背中からどんどんお腹の方へ垂れていくので、

床にタオルを敷いておいて、
下と上と挟み込むようにして身体を拭いてあげると、

早く水気を取り除く事ができます。



ドライヤーで乾かす

猫をドライヤーで乾かすイラスト
猫は大きな音が嫌いです。



あとは乾燥と仕上げです。

乾燥にはドライヤーをかけるのがセオリーですが、
使用したシャンプーの種類や乾き具合によっては、

ドライヤーをかけなくても大丈夫な場合もあります。

仕上げに、ブラシをかけてあげると
毛並みも整って綺麗に仕上がります!






シャンプー後のドライヤーって、しなくても大丈夫?



これも、経験上ですが、
シャンプーよりドライヤーの音の方を怖がっているように感じます。

濡れたままでは風邪をひいてしまう可能性もあるので、
シャンプー後に乾かす工程は必須ですが、

わたしの場合は猫(とわたし)のストレスを減らすためタオルドライしかしません。

その場合、以下の点を厳守しています。


猫をシャンプーした後、ドライヤーをかけないためには。

① 暖かく、よく晴れ、乾燥した日にしか、シャンプーしない。
  【例】気温:25度以上 / 湿度:50%以下

② さっぱりした洗い心地のシャンプーを使用する。
  【例】犬猫兼用タイプなど



※ただし、子猫や高齢猫など体力のない猫は、体温を低下させてしまうことは命に関わりますので、ドライヤーの使用をおすすめします。




猫を洗った、その感想。



わたしの「猫シャンプー」初体験は、燦々たるものでした。


唯一「あっ❤️ 後ろ足、真っ白だったんだ❤️」

という点を発見できたことだけがご褒美でした。


あまりにも嫌がるので、

もう二度と猫をシャンプーしない(この子の場合は)と誓いました。

猫を愛する者としては、
「タスケテ〜 コロサレル〜」

とも聞こえる猫の叫び声には心が挫かれてしまいますよね。



*結論*
ノミの駆除だけが目的の場合、薬だけで大丈夫。



結論としては、

「ノミは薬(だけ)で駆除できる」です。


あれだけ苦労したのに、
ノミ取りシャンプーでノミが取れたのか真相は定かではありません。


しかし、
シャンプーをした翌日、床に黒くて小さいものが点々と落ちていて、

よく見るとそれは ノミさん のなきがらでした。


一晩で‥

おそるべし! フ○ントライン!






本当に驚きました。
疑ってごめんなさい、先生。

あまりの威力に、空恐ろしくもありますが。

ノミの駆除を目的とするだけなら、
薬だけで充分な結果を得ることができるということでしょう。


しかし、猫についた汚れを綺麗にしたいという場合には、
シャンプーをすることで得られるスッキリ感は他では得がたいと感じます。


猫の負担を軽くするという点を考慮すると、
がっつりシャンプーではなく、
お手軽なシャンプーシートや、水のいらないシャンプーで事足りると思います。








それでも、猫をシャンプーするという場合は、
猫のためというより、

むしろ、「人のために」猫にシャンプーで協力してもらっていると考え、

猫の負担をなくす工夫をするのが、
猫に対する愛であり、
礼儀であるとわたしは思います。










以上、
「#8 猫をシャンプーする 〜外にいた猫といっしょに暮らすための、あれや、これ。(その2)」でした。


おそまつさまでした。
お付き合いいただきありがとうございます!



#9 へ続きます!



ダンボールで眠る猫のイラスト
#7 猫に必要なものを用意する 〜外にいた猫といっしょに暮らすための、あれや、これ。(その1)

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