猫と暮らす醍醐味



段階的に子猫を家に慣らしていく
子猫を迎え入れてから約一週間がすぎようとしていた頃。
ゲージの外で自由に過ごす時間の方が長くなっていました。
というのも、ペットショップで出会った時すでに「いたいけな子猫」という感じではなく、ずっしりみっちりとした身体つきだったこともあり、部屋の中にいる限り危険なこともないように感じていたからでした。
この一週間はお試し期間として、就寝時・外出時はゲージに入ってもらっていたので、まずは就寝時に解放、次に外出時にも解放して、徐々に慣れていってもらうことにしました。
子猫といっしょに寝たい!

子猫を慣らす事が目的ではあったのですが、「子猫と一緒に寝てみたい!!!」という願望を叶えたかった、という気持ちの方が強かったとも言えるでしょう。
猫好きとしては「猫と一緒に寝る」魅力には抗えません‥。
いわんや子猫においておや‥!
しかも、わたしは亡きはんぞうさんと、いつも寄り添うようにして眠っていました。その幸せな時間がなくなってしまった今、絶対にまた猫と一緒に眠りたいと強く考えていたのでした。
きっと、はんぞうさんみたいに抱っこは無理でも、寝るのは側で‥と思ってくれるのでは??
期待を込めて、子猫を部屋に解放したまま就寝することにしました。
子猫と一緒に寝ることができるのは、寝相の良さに自信がある方に限ります‥。
理想と現実

結果から言うと、
まったく一緒に寝てくれませんでした。
それはもう、見事なまでに‥。
わたしの側ではなく、子猫が選んだ寝床は、
初日は、ほとんど置物と化していた 脚を左右にスライドさせるエクササイズマシンの微妙な隙間。
翌日は、たまたま空いていたキャビネットの引き出しの中。
何度もベッドの上に連れて行き、

と何度も教え(強要し?)たのですがお気に召さないらしく、人間からするととても寝心地の良いとは思えない微妙な場所を見つけては、そこで眠るのでした。
子猫って‥みんなこんな感じなの?
そもそも子猫と暮らした事のないわたしにとって、子猫との暮らしについてのリアルな情報がありません。
本やwebやSNSで見聞きしている情報だけは豊富にあるのですが、「子猫といえば‥こうだよね」という概念にすぎないのだと痛感することになりました。
子猫って、母猫や兄弟猫を思い出すようなふわふわで暖かいところが好きだと思ってたんですけどね‥。
子猫といっても千差万別、生まれて4ヶ月ほどの生き物にも、好みやこだわりがあるのだと知るきっかけになりました。
でも、「一緒に寝る」をあきらめたわけではありません‥。(ニヤリ)
以上、
「#18 子猫を飼う、理想と現実? 」でした。
おそまつさまでした。
お付き合いいただきありがとうございます!
#19へ続きます!
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#17 ネコは猫をかぶる
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