

子猫もね、猫をかぶるんですよ‥涙
#18へつづく
子猫を家に迎える
ただの散歩のはずが、あれよあれよと言う間に、子猫との新しい生活の始まりとなったあの日。
帰りのタクシーの中、簡易バギーの中で不安そうになく子猫の声を聴きながら、わたしはだんだんと緊張してきました。
「また、猫との暮らしが始まるんだ‥。しかも、今度は子猫。」
はんぞうさんが虹を渡ってから3ヶ月半、はんぞうさんが生きていたその景色の中に新しい猫が来るんだと思うと、少し不安を感じました。
しかし、そのような戸惑いと不安もあったものの、純粋にまた猫と暮らせるという高揚感に胸が高鳴り、そして気が引き締まるのでした。
子猫を迎えるために最低限必要なもの

ごはん
大人猫の食べるご飯とは別に、子猫用のご飯が必要になります。
それまでに子猫が食べていたご飯と同じものを用意し、子猫の月齢に合ったご飯をあげましょう!
トイレ
大人用のトイレでも構いませんが、子猫がトイレに入りやすいように入り口部分に踏み台を置くなどして工夫しましょう。
子猫をゲージに入れる場合は、子猫専用のトイレや、ゲージ内用のちいさなトイレを用意する必要があります。
安心できる居場所
いきなり知らない空間に連れて来られ、子猫にしてみれば不安でいっぱいです。
それまでに子猫が使っていたおもちゃや毛布、トイレの砂など、自分の匂いがついたものを新居用にわけてもらうと良いでしょう。
体が小さく好奇心旺盛な子猫にとってお家の中は、楽しい遊び場所であると同時に、怪我をしてしまったり閉じ込められたりと、危険な場所もあります。
お家を留守にする際や就寝中など、飼い主さんの目が届かない時間が長い場合は、ゲージを用意しておくと安心です。子猫にとってもそこが自分の個室のように安心できる空間となります。
猫をかぶるネコ‥。

ペットショップでの進めもあり、ゲージを用意して、早速子猫の居場所として使い始めました。
とはいえ、部屋にもわたしにも慣れて欲しいので、まずは部屋を仕切ってゲージの外に出てもらう時間を設けました。
ペットショップで抱っこをさせてもらった時、20分以上も本当にいい子に抱っこさせてくれていたので、わたしは「ついに憧れの抱っこ猫(抱っこをさせてくれる猫)を飼う事ができるんだ〜」と夢見心地でした。
そして、この子は抱っこが大好きで、抱っこをすると安心するんだろう と、完全に思い込んでいました。
家に連れ帰った子猫は、さすがにちょっと不安そうに見えたので「この子の好きな抱っこをして安心させてあげよう」とばかりに、いそいそと抱っこをしました。
しかし・・・ 子猫は決しておとなしく抱っこをさせてくれませんでした。
抱っこをしようものなら、すぐに力づくで逃げて脱出してしまうのです・・。

お店ではあんなにいい子にしてたのにぃ〜〜〜!!!
わたしの長年の夢は、儚く散っていきました‥。
とほほ。
以上、
「#17 ネコは猫をかぶる」でした。
おそまつさまでした。
お付き合いいただきありがとうございます!
#18へ続きます!
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#16 子猫を飼う決意
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